blowing the wind・・・ゆふいんの風

相変わらず1ヶ月ほど前の写真をアップしていますが、これは昨日仕事の後オペラ座に寄った時の写真です。派手なグループがファンファーレをやっていましたが、ちょっと見かけ倒しであんまり”上手い”とは言えなかったです。オペラ座でバレエ雑誌を買った後、日本食品店へ納豆（冷凍の4個入りが３ユーロ＝３６０円くらい？）と豆腐を買いに行きました。お店がある通りへ曲がろうとしたらシンバルのようなすごい音が聞こえて、何だろうと思ったら韓国のお囃子のグループでした。昨日は旧暦のおおみそかだったんですね。この辺りは韓国のお店も沢山あるので、門付けをして回っていたところへラッキーにも居合わたようで、パワフルなお囃子にうきうき気分を味わわせてもらいました。
友達に教えてもらった”あけましておめでとう”：
セーへー・ポク・マーニ・パドゥセヨ〜（韓国語）
新年快樂シンニェン・クワイル〜（中国語）

12月末〜1月初頭の写真です。真ん中：友人がお母さん役（主役はこのポスターに出てるハーフの女の子で、そのお母さんでかなり重要な役）で出演した映画がかかっていました。日本でも公開されたそうです。日本人とフランス人の共同監督作品。離婚する両親に挟まれた少女の葛藤が主題で、でも可愛らしい笑っちゃうようなシーンも結構ありました。夕方に買い物に出たムフタール通りに何やら怪しい人影・・・近寄ってみるとかぼちゃ頭で竹馬に乗った人物と軽業が得意のお姉さんとアコーデオンの上手なお姉さんがクリスマスのお飾りを売っていました。何だか不思議な雰囲気に惹かれて思わず購入。真ん中に入っていた見たことのない小枝はアプサントだと説明してくれました。フランスでは禁止されてる強〜いお酒を作る元になる草を乾かしたもの。ちょっとドキッとしたけど、野性に生えてる薬草で、ハーブティーにすると食欲増進効果があるそうです。それに小枝1本持ってたってお酒作れる訳じゃないしね。ピアフのお墓参りがしたいという友人を案内してペールラシェ－ズ墓地へ。案内と言っても私も初めて行きました。相当広くて、夏ならとても気持ちが良いお散歩ができるかも、ですが、寒い盛りに行く事はないかなあ・・・左：オスカー・ワイルドのお墓。訳のわからない天使のような像の表情がすごく変てこりんで、まるで梅干しを食べたようなすぼんだ口には口紅が塗ってあり、お墓一面にキスマークやハートマーク、”愛してる”という落書きが様々な言語で書いてあり、墓地にあるまじき楽しい一画となっていました。右：ショパンのお墓。彼の心臓はポーランドに帰ったんですよね、確か。

12月の半ばから末にかけてパリにしてはかなり寒さが厳しくなり、雪の日も珍しくなかったです。バスティーユ広場も雪化粧。左：コンセルヴァトワールの屋根から５０cmくらいのつららが下がっていました。左：お花屋さんに置いてあったビニール製ツリー。中のサンタさんがいる所にはしきりに雪が降る仕掛けになっていました。右：パン屋さんの食べられるサンタさん。次回は1月の写真アップします。時期はずれになっちゃってごめんなさい！

12月中旬の写真です。週末に外出したらあちこちにサンタさんがいました。緑のサンタさんや彼女連れのサンタさんもいた。何度かアップさせていただいたモンマルトル猫屋敷の友人に猫の一匹のお誕生会に呼ばれて行ってきました。お客さん（私を入れて4名）は猫用クッション（左）とかネズミのおもちゃとかのプレゼントを抱えてやってきて、手作りケーキとシードル（りんご酒）をご馳走になりました。ツリーにもネズミが飾ってあった（右）・・・バスティーユに近いかなり大きなスペースを使った複数のアーティストの展覧会（上段）。友人ダンサーに”出品するから見に来て”とチラシをもらって行ってみました。描いてるなんて全然知らなかったけど、なかなか素敵な絵でした（上右の赤い絵など。彼は右でぶれてる人物）。下左：この頃よく雪が降って、お花屋さんのツリーも雰囲気ばっちり。下真ん中＆右：展覧会をやっていたスペースのすぐそばの区役所。正面のイルミネーションはシンプルな青がきれいだと思ってしばらく見てると、色が様々に変わって賑やかになったりもしました。

11月末の写真です。ムフタールのサン・メダール教会の裏手にある小さな広場は毎年楓の紅葉がきれい。あ〜きのゆうひ〜に〜♪♪上左：バスティーユ広場。上真ん中：友人宅の猫とその隣人宅の猫。猫も主人達もお互いのアパートを行ったり来たりしている（同じ階ですぐ横の扉）。家のアパートではこんなお付き合いは考えられないけど、ここの建物はどうも仲良しが多いらしい・・・上右：その友人の隣人宅でお茶（勿論私は初めて会った人達の家でのお茶・・・）。壁にかかっているのはカップルの男の子の方のお父さんの絵。スペインで有名な画家だそうで、パパの画集がたくさんありました（！）。下左：バスティーユのクラブのようなスペース。友人がソロを踊った（モダン系）のを見に行ったのですが、舞台の前がダンスフロアでミラーボールも吊ってあり、椅子は壁際にテーブルと一緒に少し置いてあるだけ（飲む人用）で、セメント床に直に座るしかなく、居心地悪かったです。ラヴェルのガスパールもスピーカーからでっかい音で流れてきたら音が割れたりしてちょっと悲しいものがあった・・・下真ん中：鉄腕アトムの映画がやって来た！下右：手描きスクーター。友人宅でのラクレット・パーティー。ラクレットはスイスのチーズで、結構匂うけど味はマイルド。ラクレというのは“こそげ取る”の意味で、このチーズを温めて溶けた部分をナイフでこそげ取ってじゃかいもなどにかけて食べるところから来た名のようです。こちらでは上でじゃがいもを温め、下にミニ・フライパンを入れてチーズを溶かせるようになっているラクレット・マシンを売っています。チーズをかけるのはじゃがいもの他にハムや野菜いろいろ。ラクレットもプレーンの他に中に胡椒や玉ねぎ、ブルーチーズが入ったものもあります。お世辞にもダイエットフードとは言えません・・・下左：デザートの時登場したエッフェル塔君。バゲットを抱えていて、クロワッサンやカマンベールの頭がついた金属楊枝入れになっています。かわいいでしょ？