• フォロー|
  • ログイン|
  • ブログを作る!(無料)

「blowing the wind・・・ゆふいんの風」の更新通知を受け取る場合はここをクリック

blowing the wind・・・ゆふいんの風

yufuinbrs.exblog.jp

ブログトップ

<   2008年 04月 ( 17 )   > この月の画像一覧   

  • シテデザール
    [ 2008-04 -27 19:15 ]
  • 実録・甲斐洋平奮闘記〔第2章〕―着陣―
    [ 2008-04 -27 00:49 ]
  • ロフィシエルデスペクタクル
    [ 2008-04 -25 05:50 ]
  • 実録・甲斐洋平奮闘記〔第1章〕―門出―
    [ 2008-04 -24 02:42 ]
  • 巴里からかいやんへ
    [ 2008-04 -21 15:34 ]
  • 剣ハ砥ヲ待ツテ……只今、甲斐やん奮闘中
    [ 2008-04 -18 22:02 ]
  • ゆふいんの風の申子、甲斐洋平……本日上京す。
    [ 2008-04 -17 10:47 ]
  • 提琴奏者 西田博先生讃
    [ 2008-04 -14 01:49 ]
  • からたちの花も咲いたよ
    [ 2008-04 -14 00:26 ]
  • 不具大変―アンバサダー負傷実録―
    [ 2008-04 -12 01:08 ]
  • 空中ブランコ
    [ 2008-04 -11 04:09 ]
  • 巴里の落書き
    [ 2008-04 -08 16:19 ]
  • 春の雪
    [ 2008-04 -07 15:21 ]
  • ウィスキーフォーエヴァー
    [ 2008-04 -05 05:20 ]
  • 果たして『パネェ』の将来は……。
    [ 2008-04 -04 03:49 ]
  • 四月の魚
    [ 2008-04 -02 06:12 ]
  • 春のうららの……名曲<花>
    [ 2008-04 -01 02:06 ]
▽ この 月の記事をすべて表示

12次へ >>>

シテデザール   

2008年 04月 27日

e0106231_18194227.jpg
今学校は2週間の春休み。市立音楽院も休みなので、夜いつもよりフリーの時間ができて、火曜の夜友人ダンサーが参加したパフォーマンスを観てきました。場所は以前ご紹介させていただいたシテデザール、エリート芸術家(?)が1年から2年安く滞在できるアパートで、場所はパリど真ん中でセーヌ河の真ん前、アトリエや練習室、小ホールまでついている。オーディトリウムのキャパは128席、ベーゼンドルファー(コンサートグランドより小さい)とパイプオルガンまでありました。ここのコンサートは無料で、大体1部と2部が全然別物で30分ずつ、休憩が10分くらいで、終了後うろうろ残っているとワインやジュースが出て、出演者や聴衆と話せます。当然シテデザール住人も来る訳で、ブラジル人の作曲家くんに話しかけられました。日本は僕にとって最大のインスピレーション。三味線や琴を使った曲を作った事もある、だって。チューリヒで6月にコンサートがあるそうですが、一体どういう音を作る人やら。
月島の若旦那ご夫妻がお着きになる13日もここでコンサートがあるんです。前半はハープとピアノでバッハや現代曲、後半はピアノ、クラリネット、ヴァイオリン、チェロでメシアンの世の終わりのための四重奏曲です。前半のピアノは日本人。www.citedesartsparis.netでconcertsをクリックしてMai(5月)13をクリックするとプロが出てきます。アルバンベルグ駄目だったらこっちの手もありますよ。
e0106231_18413612.jpg
シテデザールの目の前の橋を渡るとサンルイ島。小さな島で、貴族や上流社会の人々が好んで住む場所でもあります。物価は高い。アパートにしても多くは歴史的建造物で、ちょっと工事や修理っていっても許可がいるので住みやすい場所じゃないかもしれません。ベルティヨンのアイスクリーム、シャーベットは超有名で夏じゃなくても列ができます。可愛いウインドウが多くて見てるだけで楽しい。写真真ん中の上は肉料理のレストランで牛グッズが山のように飾ってありました。下もレストランで、コルクに溺れてる真ん中の人物ってもしかしてベートーヴェン?もう1つ橋を渡ると左岸で、向かいに鴨料理の老舗があります(写真左)。皇室の方々もいらっしゃるそうで、ものすごく高いんじゃないかな。この建物の最上階のレストランからの眺めはさぞ素晴らしいでしょうが。
e0106231_18512574.jpg
昨日のパリ。日中20度くらいで気持ち良い気候です。でも5月もすごく寒くなる事もあるし、いろんな天気に対応できる準備が必要かと思われます。真ん中のたぶん中国人トリオはマレのヴォージュ広場でバッハをやっていました。真ん中の楽器、健闘してたけど時々こけちゃうような音だったなあ。彼女の足元のいちごのお家の中にはヨークシャー・テリアの仔犬がいて、お金を入れに行った時しゃがんで中を見たら、なんと花柄の着物に帯締めてました。右のコンピューターや携帯はチョコでできてます。これもマレのお店。ピアノやヴァイオリンもありました。美味しいかどうかは疑問。

▲ by yufuin-brothers | 2008-04-27 19:15 | 巴里の風

実録・甲斐洋平奮闘記〔第2章〕―着陣―   

2008年 04月 27日

 兄弟!
 私は立ち襟のワイシャツが好きなので、普段から良く着る。お前、百鬼園先生の請売り
だろうだなんて心事陋劣なる事を云ってはいけない。でもあんた、百鬼園先生の様に体裁
屋なのだろうというご指摘は全くご尤も。硬くしたカラにネクタイをして出歩いて御覧なさい、
都心の殷賑極まりない雑踏の中でも、皆必ず道を開けてくれるから。

 甲斐洋平のマネージャーとしての威風を具える可く、今日も三つ揃えに凛然としたカラを
して町田に乗り込んだのは云う迄もない。本営から出征した甲斐やんの戦支度を携えて、
鞭声粛々とまちだ公民館のホールへ駒を進めた。
 舞台の真中に据えられたグランドピアノを見ると、甲斐やんはそれへ驀地である。すると
顔の造作が如何にも平均律という面持ちの調律師が私に歩み寄り
「おはよう御座います」
と私に深深と頭を下げた。いえ、演奏家はあちらです、と返事をすると照れ臭そうに、改め
て甲斐やんへ挨拶をしている。カラなる霊験の新かさ、努努疑うこと莫れ。
「お世話になります、甲斐洋平と申します。本日は有り難うございました」
「お弾きになって何か御座いましたらご遠慮なく。それとライトはきつくないですか」
「いえいえ、もうそんな」
と云い乍、ぽろぽろと鍵盤を叩き出した。
「如何でしょうか」
「はい、充分です。有り難う御座います」

 その侭甲斐やんは練習に没頭する。それから小一時間も経っただろうか、私の携帯が
振動を始めた
「おお、Tノブか。今何処だい」
「あのね、町田に着いたんだけど何処だか解らなくって」
「ああ左右かい、ご苦労さん。じゃ今から迎えに行くからそこを動くなよ」
「ほーい」
 蜜柑色の鞄を曳き乍、ゆふいん兄弟よりの使者が春風の様に颯爽と現れた。
「早かったね」
「うん。ロマンスカーって奴に乗ってきたんよ」
「一寸とした旅行気分だったろう」
「うんうん。でも、アンバサダーさんとはあんまり暫く振りって気がせんなぁ」
「おやまぁ、オーチャワと同じ事を云うね」
「でしょ」

「甲斐さん、こんにちわ」
「おお、Tノブ。久し振りやなぁ。今日は本当に有り難う」
二人は固い握手をして久々の邂逅を喜び合っている。
「あ、これゆふいんの兄弟姉妹からの御祝です」
「え、そうなん。ほんま嬉しいわぁ、有り難う」
「あと此れは僕から」
と云って可愛らしい花束を甲斐やんに手渡した。Tノブとはこう云う事を遣っても全く気障
な処が無い、不思議な雰囲気を持った男なのである。
「処で洋ちゃん、兄弟から何を貰ったのかね」
「うーん、多分ワインちゃうの」
そうだよ、と云い乍Tノブが乗り出して来た。
「此れ僕が東京に来て選んだんだけど、湯布院でマサクニさんから、Tノブ君、ブルゴー
ニュの赤だからね、ぶるごおにゆだよって念を押されてさぁ」
そのブルゴーニュと云うTノブの声色からマサクニさんらしさが滲み出て可笑しくて仕方が
ない。甲斐やんもその口真似をして、やっぱりマサクニさんやなぁと笑っている。

「ミエコさん、そろそろお昼摂らなきゃね」
「そうね、甲斐さんにも一寸休んで貰わなきゃならないし。気分転換に外へ食べに行きまし
ょうか」
「そうしましょう。いいかいTノブ」
「うん」
もう少し、もう少しという甲斐やんをピアノから引き剥し、上天気の駅前に出た。洋ちゃん、
何食べたいの、と尋ねると、温かい蕎麦か饂飩がいいな、と云う。じゃあ左右しましょうと
ミエコさんの案内で近くの蕎麦屋へ入った。
「甲斐さん何が良いですか」
「うーんと、あ、餅入りやて。俺、餅大好きやねん。じゃ温かい力饂飩」
「馬鹿だねお前さんは。冷たい力饂飩があって堪るかい」
「あはは、そうやね。でも餅やと胃が凭れそうやしなぁ……やっぱり月見蕎麦にしよ」
「おお、月光奏鳴曲を前にしての月見蕎麦かい。こいつは縁起がいいや」
「そうね、ほんとね」
「うんうん」

 いそいそとホールに戻り、甲斐やんは再びピアノとの格闘を始めた。
「そうだ、アンバサダーさん。音楽祭のチラシどうするの」
とTノブがいい具合に思い出す。
「そうだね。じゃあ悪いけど挟み込み手伝って貰おうかな」
ホール階下の事務所に行き、本日配布するプログラムを暫し拝借して来た。今回の曲目
解説はお忙しい中、青澤隆明さんが引受けてくださっのはお話した通りだが、それ丈でな
く青澤さんは「プログラムの余白に」と題された甲斐洋平の月旦をも寄稿して下さったのだ
った。その一部を紹介させて頂く。

『甲斐さんについて、ぼくが知っていることはほんの少しだけ。昨夏の《ゆふ いん音
楽祭》で、大切な師匠である小林道夫さんのお手伝いを真摯にされてい たり、まちなか
で電子ピアノを弾いて伴奏やリリカルな自作曲(その後「ゆふ いんの風」というタイトルに
なったらしい)を披露したり、仲間たちが賑やかに語らうところに朴訥とした佇まいで微笑
んでいるのが印象的だった。飾らな い性格だが少し謎めいているようにもみえ、涼しげ
なのに熱い感じもどこかに あり、音楽家やスタッフには世代を超えて好かれている。』
(出典・まちだ中央公民館サタデーコンサートvol.39 甲斐洋平ピアノ・リサイタル「ベート
ーヴェン ソナタの夕べ」2008年4月19日プログラム、まちだ中央公民館)

 甲斐洋平を知らない人も、勿論、甲斐やんと馴染みのある人でもこの名文を以ってす
ればこの提琴奏者を識るには充分だろう。これ以降には青澤さんのお優しい御人柄その
侭の文章が、甲斐やん、否、ゆふいん音楽祭と親しければ親しい丈心を打つ。御覧になり
たければ湯布院はTノブ、東京或いは世界中の兄弟親類縁者の皆様はアンバサダーにお
申し出あるべし。

 Tノブを煩わし、全てのプログラムに第34回ゆふいん音楽祭の借チラシを挟み終え
た。その間も洋ちゃんは舞台の上で必死にベートーベンと仲良成ろうとして楽聖との会話
を続けている。その様子を覗いにホールへ行き
「どうだい洋ちゃん、一寸休まねえか」
「……アンバサダーやん、これ見て」
と、出された右手の中指の先が血に染まっている。
「こいつはいけないよ。手当てしなきゃ」
「ええねん、ええねん。何か貼ったりしたらピアノ弾けへんし」
「じゃぁ如何するんだい」
「取り敢えず一寸休むわ。やっぱり痛いし」
「当たり前だ。練習のし過ぎなんだよ。これが本番に障ったら如何するのだ」
「大丈夫やて……」
と云い乍、何処か満足した様にその指先を見詰める甲斐やんの眼差しには不気味なも
のさえ漂っている……私はこのまま洋ちゃんが、中島敦の『山月記』が如くに虎になりは
しないかとさえ思った。
                                                (つづく)

▲ by yufuin-brothers | 2008-04-27 00:49 | 演奏会ア・ラ・カルト

ロフィシエルデスペクタクル   

2008年 04月 25日

e0106231_4534488.jpg

月島の若旦那が奥様と5月中旬にパリにいらっしゃるとの事。お会いできるのを楽しみにしております!ピカソ美術館や、小さな会場での演奏会などに興味がおありとのメールをいただいて、そういう小さなイヴェントも載っている毎週水曜発行の雑誌を紹介させていただこう、と思いつきました。これはパリのぴあみたいなもので、お値段はたったの35センツ(57円)。ごちゃごちゃして見辛いけれど、映画、演劇、コンサート、舞踊、展覧会、美術館、レストランやキャバレー(ムーランルージュとか)、テレビのプライムタイムの番組表、観光名所や市場(マルシェ)の案内などものすごい情報量です。
e0106231_574894.jpg


例えばこの今日と明日のコンサート情報をご覧下さい。12h30のhは勿論「時」、Entは入場、libreは自由、つまり無料。Mに小さな丸はメトロ(地下鉄)でその後には駅名が書いてあります。Mairie du 9eは9区市役所(大体の会場の住所はコンサートのページの最初にリストになっている)。dir.は指揮。Libre part.は好きなだけ払う形式。かいやんとチーマリさんのパリでの教会コンサートもそうだったけど、本当に帽子が回ってくる事が多い。Sainte-Chapelle(サントシャぺル)はステンドグラスが非常に美しいシテ島にある礼拝堂、St-Julien-le-Pauvreはパリには珍しいロマネスク様式の小さなかわいい教会で、ノートルダムの斜め向かい。パリで確か1番古い樫の木が横に立っています。
e0106231_5221115.jpg
ピカソ美術館はオテルサレ(ホテル、旅館ではなくサレ館)にあります。rueは通り。因みにavはアヴェニュー、bdはブルヴァールで両方共大通り。plは広場。Tljは毎日。sfは除く(火曜、元旦、クリスマスは閉館日)。月から日はlun.mar.mer.jeu.ven.sam.dimと表記。美術館の閉まるのは18時だけど切符が買えるのはその45分前まで。TRは割引料金(子供や老人、失業者等)。expoは展覧会、特別展。horsはそれ以外、という意味。ここでは特別展以外、つまり常設展の料金の意。grat.は無料。18歳以下と毎月第一日曜が無料だそうです。
ちょっと面倒ですが、見慣れるとこれ1冊と地図があればパリでの外出はOKというくらい便利です。パリは良い地図と住所さえあったら迷わない。東京と比べたらずっと小さいし、とても歩きやすい場所です。

▲ by yufuin-brothers | 2008-04-25 05:50 | 巴里の風

実録・甲斐洋平奮闘記〔第1章〕―門出―   

2008年 04月 24日

兄弟!
 今日から何度かに渡って、19日の模様を書いて行こうと思います。
 本当ならもう少し頭の中で数々の事供を整理し、熟成したいのですが、世界中の兄
弟姉妹、親類縁者の皆様の甲斐やんへのお気持ちを考え、敢えて書き進めることにし
ました。全く拙い駄文ですが、何卒御容赦ください。

                    ※   ※   ※

 木曜日に上京して以来、演奏会前の重圧に押しつぶされそうになって、練習以外の
自分の事も御座なりになり乍も、懸命に鍵盤と格闘している甲斐やんが疲労で腫れぼ
ったくなった眼を私に向け
「あのな、アンバサダーやん。俺が大阪でピアノを教えている子がいるんやけど、その
子電車が大好きやねん。先生、東京行くんやったらあっちで一番格好良い電車の写真
とか撮って来てくれへん、って頼まれて……。東京で今一番格好良い電車ってどんなん
やろ」
「そうさな、おいらが今一番気に入っているのは先月より小田急線で走り出した『青いロマ
ンスカー』だね。あれは格好良いぞ」
「そうなんか。俺、その電車に乗れるかな」
「おいおい甲斐の字、今そんな事考えちゃいけねえな。あたしがお前さんの代わりにその
写真でも何でも撮って来ようじゃねえか」
「ほんまに有り難う。若しよかったらその電車の絵葉書なんかがあったら買ってきて欲し
いんやけど……」
「おお、承知した。心配は要らねえよ。任せてもらおうじゃねえか」
「有り難う。安心したわ」
 そう言い残し、練習を再開した甲斐やんの側で、洋ちゃんからこんなこと頼まれたので
す、とミエコさんに話した。
「甲斐さんて、本当に優しいのね。自分が今あんなに苦しんでる最中なのに……」

 昨日頼まれた通り、19日9時13分北千住発の第21特別急行「メトロはこね」に乗り込
んだ。安閑とする間もなく車内の写真を撮ったり、デッキで発車音を録ったり、その新型車
両の模型をボイに持って来させたりしている内、町田に着いた。
車で駅迄迎えに出て呉れたミエコさんに
「洋ちゃん、昨夜は寝られたのかしら」
「余り左右でもなかったみたい……私もプログラムの構成や何かで」
「寝てないのですか」
「うん……でも大丈夫。アンバサダーさんだって寝られなかったんじゃないの」
「えへへ。どうも寝着かれなくって」
「やっぱりねぇ」
 未だ朝の余韻を残す綺羅綺羅した街の風景が、今日は何処となく意地らしい。

「洋ちゃん、おはよう。例の物、茲に置くぜ」
「……」
 一心不乱、何かに憑かれた様に鍵盤を叩く甲斐やんの背中には、苦悩と焦燥が渦を巻
いている。然し、叩き出す音色からは確実にこの数日間の成果が顕れていた。
「ミエコさん、洋平ちゃん随分よくなりましたね」
「そうね、そうよね……。あ、甲斐さん其処の処、もう一度ゆっくり弾いてみて」
と、尽かさずミエコさんはピアノに駆け寄る。ド・ソ・ミ・ソ……そうそう、一つひとつの鍵盤
をもっとしっかり押さえて……。
「……」
「其処、音が違ってます。甲斐さん、もっとゆっくり、ゆっくり弾いてみましょう」
「はい……。ああ、あかん。俺、あかんわ……」
「いいのよ、大丈夫。甲斐さん、一寸深呼吸してみましょうか」
苦しそうに天を仰いだ甲斐やんの目には明らかに悔悟の涙が浮かんでいた。気の毒で見
ているのが辛い。でもこれは表現者として今夜の主役として避けて通れない道なのだ。甲
斐やん、負けるな頑張れ、頑張ってくれ……私の頬にも熱いものが伝っているのが解る。
然し、その同情を庭に咲く花々に目を遣る事で紛らわすしかない自分が恨めしくて仕方が
なかった。

「うん、じゃ甲斐さん。そろそろ調律も出来上る頃だから、会場へ出掛けましょうか」
「はい」
 茲からは専属マネージャーたるアンバサダーの働き処である。演奏家を促し簡潔に身
支度を整させ、舞台衣装や必用になる品を鞄に入れ、もう一度忘れ物はないかと確認を
させる。楽譜は、ネクタイは、靴は……。全ての準備が万端となり愈愈
「では、よろしく御願いします」
と、挨拶しミエコ邸の玄関から甲斐やんを送り出したのだった。
                                             (つづく)
 

▲ by yufuin-brothers | 2008-04-24 02:42 | 演奏会ア・ラ・カルト

巴里からかいやんへ   

2008年 04月 21日

e0106231_15333976.jpg

▲ by yufuin-brothers | 2008-04-21 15:34 | 巴里の風

剣ハ砥ヲ待ツテ……只今、甲斐やん奮闘中   

2008年 04月 18日

 兄弟!
 嗚呼、ゆふいん兄弟姉妹、親類縁者の皆様。我等が親愛なる兄弟、甲斐洋平に心温
まるご声援を賜り誠に有り難う存じます。全く以って憚り乍本人、パソコンの前に坐り御
礼を致す丈の心的余裕はありません。ですので甲斐洋平に成り代り専属マネージャー
たるアンバサダーより篤く御礼申し上げる次第で御座います。

 私は昨夜、甲斐やんを励まそうと滞在中の小林邸にお邪魔し、お台所を拝借して夕餉
の御膳を整えておりました。さて、そろそろ御飯だよ、と洋琴奏者に声を掛けても鬼神が
如き勢いで一心不乱にピアノと取っ組み合って返事をしないのです。暫くその様子を窺い
乍ミエコさんに
「洋ちゃん大丈夫でしょうか。余り根を詰めると……」
「ううん、詰めさせましょう。大丈夫よ、十時間ピアノを弾き続けたってどうってことないし。
それにああしている事が本人にとって一番安心出来ることなんだから」

「……あ、せやないねん。ラ、シ、ド……そうそう、じゃここからゆっくりもう一度遣ろう……」
「あ、又間違えた。えーと茲はこうだから……、あかんあかん、遣り返しや、遣り返し」
 漢の高租の孫、淮南王の選に成る『淮南子』の中に
「剣は砥を待って而(しか)る後に能く利なり」
という辞がある。即ち剣は研がなきゃ切れる訳がない、という意也。正に甲斐やんは昨日、
今日を以って仕上げの研ぎを掛けているのです。
 全身全霊を擲ってベートヴェンに立ち向う甲斐やん。その背中に、私は伝え聞くの楽聖
の幻を見た気がした……。

 世界中のゆふいん兄弟、親類縁者の皆様。どうか、どうか甲斐洋平の明日の為に祈っ
て遣って下さい。その気がきっと洋ちゃんを大演奏へと誘って呉れる筈です!

▲ by yufuin-brothers | 2008-04-18 22:02 | ゆふいん談話室

ゆふいんの風の申子、甲斐洋平……本日上京す。   

2008年 04月 17日

 兄弟!
 いよいよ19日のリサイタルを目に前に甲斐洋平が今日、東京へ遣って来る。
『緊張感が、すでに出てきていて心拍数が速い感じがする。一人で舞台に立つのは恐
怖に感じる』
(出典 『甲斐洋平 かいやんの表方 裏方奮闘記』ブログの4月12日より部分)
 まぁまぁ甲斐やん、そんなに今から緊張して如何するんだい。肩の力を抜いて……と口
にはしているものの、専属マネージャーの私にしてもどうも落ち着かなくなって来た。当の
甲斐やんだって今頃は曝走する新幹線の中でそわそわしているのだろう。一刻も早くピア
ノに向かいたいと念じ乍。

 今回の甲斐洋平ピアノリサイタルは、町田市のまちだ公民館主催の無料コンサートであ
るが、誰でもふらりと行って聴ける訳ではない。甲斐やんの洋琴を聴きたかったら往復葉
書でその旨申し込みをしなければならない。但し会場の席数には限りがあるので、その希
望者が多数だと抽選になる。
 いざ募集を始めてみると、集まった葉書は驚愕の670枚。ホールの席数は150なので
、えーと……何とその競争倍率は4.46倍也。全く有り難い。現に甲斐やんの東
京在住なる友人二人がそれに挑戦してみたが、漏れなく落選したらしい(佃の大師匠曰く
「どんなコンサートでも聴けない演奏会は無い……」この真意お解りか。呵呵)。どうせなら
二回公演にしようじゃねえかと、演奏家の尻を叩きたくなるのは是人情と云うもの。

 当日配布するプログラムの曲目解説は青澤隆明さんに御願いし、既にその原稿はミエ
コさんの処へ送って下さって居る。私も拝読させて頂き、ミエコさんと共に胸を熱くしてその
御温情へ只管感謝した。青澤さん、この場を借りましてゆふいん兄弟姉妹、親類縁者一同
に成り代り深く篤く御礼申し上げます。本当に有り難う御座いました。
 兄弟姉妹にもその内この素晴らしい文章を後日お目にかけなん。
 さて、もう一度改めて『甲斐洋平ピアノリサイタル』の詳細を。

〇公民館サタデーコンサート Vol.39 
                       2008年4月19日(土)午後6:30開演(6:00開場)
                                    まちだ中央公民館7階ホール 

                甲斐 洋平ピアノリサイタル
               “ベートーヴェン ソナタの夕べ”
       若きピアニスト甲斐洋平が真摯にベートーヴェンと向き合います


         ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13「悲愴」
                 第14番 ハ短調作品27-2「月光」
                 第17番 ニ短調作品31-2「テンペスト」 
 
  甲斐 洋平  かい ようへい
 大阪芸術大学演奏学科卒業。同大学院修了。ピアノ及び伴奏法を荒憲一、小林道夫、
藤本渥子の各氏に師事。
 サントリー「一万人の第九」練習ピアニスト、兵庫県立ピッコロ劇団ピアニスト、今岡頌子
モダンダンススタジオピアニストを務める。毎年、広島音楽茶房「ムシカ」にてコンサートを
続けている。2004年から「ゆふいん音楽祭」にスタッフとして参加。2008年1月にはフラ
ンス、パリに演奏旅行を行なう。関西室内楽協会会員。

 土曜日の昼頃にはゆふいん兄弟姉妹よりの使者、Tノブもこの『もう一つのゆふいん音
楽祭』に駆けつけて呉れる。東京近郊にお住いの兄弟姉妹、親類縁者の皆様。是非とも
我等が甲斐やんの桧舞台へ御出下さい。そして音楽祭の老舗が生んだ一つの奇蹟を
ふわりと現実のものにして仕舞う『ゆふいんの風』……不思議の様でいて、何処か当たり
前にも感じるその魅力を、その赤子たる甲斐洋平の音楽で体験して下さい。
 それはきっと貴方の心を優しくさせてくれる筈ですから。

▲ by yufuin-brothers | 2008-04-17 10:47 | 演奏会ア・ラ・カルト

提琴奏者 西田博先生讃   

2008年 04月 14日

 兄弟!
 赤塚不二夫の漫画『おそ松君』に「イヤミ」という文字通り嫌味溢れた登場人物を皆はご存
知だろう。その命名の由来を作者自身をして
「あの頃は(昭和37年当時)海外旅行なんて夢の又夢であった時代だったものだから、仕事
や何かで唯一度でも洋行してきた連中は彼方にかぶれ、事ある毎に『ふん、だから日本は』
なんて知った風なことを喋りまくる。それが私には嫌味で仕方が無い。あの『イヤミ』っていう
のはそう云う輩をそのままキャラクターにしたんだよ」
と、あるテレビ番組で語って居られたのを覚えている。
 現在の肩書きや過去の栄光丈で音楽を演っている演奏家に限って立派過ぎる位にプロフ
ィールを書きたてるのが常であるが、私は左右云う演奏家に斯く云う『イヤミ』の姿を彷彿と
する。未だそれを認められる程の来歴を有さないやくざな噺家の僻みだと思われるならそれ
でも構わない。然し乍、表現者として舞台上での『芸』ほど唯一無二なプロフィールは無い筈
だと私は信じて止まないのだ。

 去る土曜日、横浜はシェルトンホテルでの結婚式に参列した。本日の主役なる新郎新婦
とも大学オーケストラ時代の後輩であるが、現在では年の高下を越えて肉親の様に付き
合っう仲間である。
 式と披露宴は型通りに進捗し、賀筵は二次会へとお目出度杯を移す。その主賓として提
琴奏者、指揮者の西田博先生が招かれていた。
e0106231_1223282.jpg

 先生は新郎が現在所属する八王子フィルハーモニー管弦楽団の指揮者であり、つい先
日も同団の指揮台に立ちチャイコフスキの第四交響曲を迸る情熱と深淵な洞察で大演奏
に導かれた許である。
「本日は本当におめでとう御座います。心からのお祝いの気持ちを込めてこれから二曲演
奏致します。有名な曲ですので説明は要らないでしょう」
と間髪入れずモンテイ作曲<チャルダッシュ>の冒頭が鳴り出す。華やいだ雰囲気の中、
天上のシャンデリアの様に音の一つひとつが煌き渡る中、纏綿と歌う旋律に溜息が漏れ、
血肉踊る様なリズムの応酬に何処からともなく手拍子が興る……私は茲が洪牙利の祭の
真っ只中である様な幻想に襲われた。其れは、俗に云う「クラシック音楽」と呼ばれる四角
張ったなものではない。表現として分野を超越した聴かせる、或いは魅せられる偉大なる
芸術、即ち正に『至芸』を体験した真実の感取に他ならないのだ。終結音と共に割れん許
の拍手と歓声が沸き起こったのは容易に想像出来るだろう。
 私は久々に魂が震えた。

 この素晴らしい音楽をして、其れを奏でた演奏家の経歴が今更必用になるだろうか。「百
聞は一見に如かず」、「細工は流流。仕上げをごろうじろ」という古諺もあるではないか。然し
先生の素晴らしい芸術に敬意を払う為に、敢えて御経歴をご紹介しようと思う。私の駄文で
恐縮だが、少しでも西田博と云う奏者に興味を持ったなら是非とも実体験される事をお勧
めする。私は嘘はつかないよ、異、音楽と兄弟姉妹の前ではね。

〇西田博先生プロフィール
 東京芸術大学を経て同大学院修了。西崎信二、福元裕、兎束龍夫、フリッツ・ネアン
ダ、海野義雄各氏に師事。大学院在学中、名古屋フィルハーモニーのコンサートマス
ターに就任。1974年に渡欧し、ティボー・ヴァルガ、ヴォルフガング・シュナイダーハン、
ヘンリック・シェリング各氏に師事。1976年、ヴォルフガング・サヴァリッシュ氏の推挙
によりバイエルン国立歌劇場管弦楽団副首席奏者に就任。ミュンヘン音楽祭で室内楽
を演奏。スイス、ドイツ、ベルギー、オランダ等で演奏を続ける。1979年、クリストフ・エ
ッシェンバッハ氏に迎えられ、同氏が音楽監督を務めていた西独のラインラント・プファ
ルツ国立フィルハーモニー第一コンサートマスターに就任。毎年夏休みを利用して日
本国内各地においてもリサイタル等を開く。1989年から94年まで、東京交響楽団第
一コンサートマスターを務める。現在は武蔵野音楽大学助教授として後進のヴァイオリ
ニストの指導に当たる他、活発なソロ、室内楽、客員コンサートマスター及び指揮活動
を行っている。
 主なCDには、ブゾーニのヴァイオリン曲集(出版元 フォンテック)、西田博ヴァイオリ
ン名曲集(同 BMGビクター)、などがある。
 現在いくつかのアマチュアオーケストラの指揮、弦楽指導をされている。横浜の保土
ヶ谷コミュニティオーケストラ、仙台市民交響楽団、八王子フィルハーモニー、名古屋
のレストロ・アルモニコ、瀬戸市民オーケストラなど、全国各地で大活躍である。
(出典『西田博後援会ホームページ』http://www.geocities.jp/nishidahiroshi_
seto/ 西田氏の写真も同所より転用)

▲ by yufuin-brothers | 2008-04-14 01:49 | 音楽よもやま話

からたちの花も咲いたよ   

2008年 04月 14日

e0106231_2359930.jpg
からたちの花が少しずつ数を増していきます(左)。アップで撮るにも猛烈な刺で手を引っ掻かれないように気をつけつつ・・・ソメイヨシノはそんなに見かけなくともピンクの八重桜は結構あります。ちょっと花札みたいに撮れちゃった。
e0106231_043164.jpg
日曜のお昼近くのムフタール通りは買い物客でごったがえしています。グリーンやホワイトアスパラが美味しそう。苺も沢山出てきました。屋台に混じってカフェが無理矢理テーブルを進出させてましたが、落ち着かなさそう。木の枠に藁を編み込んだ椅子を修理するよ、という看板も出てるけど、誰がしてくれるんだか、このそばで職人さんを見かけた試しがない。
教会の横の公園は子供連れで買い物に来た人達で一杯でした。
e0106231_0133198.jpg
「四月の魚」にちょっと登場してもらったパリ市立のコンセルバトワールの生徒達の発表会がおとといあって、舞台裏で交通整理や衣装の着付け、終演後の片付けの手伝いをしてきました。1部がジャズとコンテンポラリーダンスで、この頃フランスではボリウッド映画(インドのボンベイで大量に作られてるミュージカル系大衆映画)がとても流行っているので、インド舞踊の味付けをしたポップなダンスもありました。2部は眠りの森の美女抜粋。短期間のリハーサルにしてはまあまあ良く頑張ってました。しかし貴族の格好が当たり前に似合っちゃうのが悔しい!

▲ by yufuin-brothers | 2008-04-14 00:26 | 巴里の風

不具大変―アンバサダー負傷実録―   

2008年 04月 12日

 兄弟!
 去る八日月曜日の午前零時を過ぎた頃、突如として悲鳴が上がった、否、正確には上げ
た。
 その夜、地元の駅を降りたらば、風雨が縦横無尽に暴れまわる悪天候。止せば良いのに
弓手に傘、馬手に自転車の操縦桿を取り乍、自らの尻に一鞭加えひひひんと声色を弄した
るは微醺の余徳か、阿房の業か。呵呵。兎に角、一刻も早く濡れた服を脱ぎ一風呂浴びて
飲み直したい。その一念で一心不乱に自転車を走らせたが……。

 みんなは歩道の真中に突っ立っている柱をご存知か。あれって多分、歩道に闖入せんと
する原動機付車両を阻止する為の物なのだろうけど、自力動力を以て歩いたり走ったり出
来る暫定税率に左右されっこない環境優等生にとっては邪魔っけ極まりない。最近は起こ
る可きあらゆる可能性に対応すべく護謨製の物が大半……と云うのは財政豊かな都市部
の話。愚生が蟠踞する足立区の植民地が如き寒村は、起る可きあらゆる非経済性を回避
して、一度作ったら中々壊れない真鍮製。公共事業たる物、作られて始まるのと、作って終
わるのとではどちらが納税者をして満足させるか。その答えは佃の大師匠にお尋ねになる
べし。
 
 華も嵐も乗り越えて、もう直ぐ御酒と安心したのもいけなかったのだろう。俄の風玉が手
に持った傘に空気の塊になって体当たりして来た。その衝撃に自転車がふわりとよろけた
瞬間、ペダルを踏み込もうと曲げた膝頭が真鍮製の柱に激突……それが八日の午前零時
過ぎ。
 人間の八割以上は水分である。幾ら水が凍って固くなっても、それ以上に固いものとぶ
つかれば容易く割れるというのは道理。哀れなる我が左の膝小僧が泣きっ面、ご憐憫あれ。


 翌朝、未だ窓を叩く雨粒の音に目が覚めてベッドから這出し乍、左足が床に着いた瞬間
、火の出る様な激痛で目玉が飛び出そうになった。普段は起きても暫くは曖昧模糊として
いる頭に行き成り半鐘が鳴り響く。その火事場の様な脳裏で膝の不具合を認識してみると、
立てない、歩けない、翻ってみれば痛くて曲げられたものではない。こりゃいけないと思い、
直ぐ近所の外科に行き、患部のレントゲン撮影の後、医師の診断を仰ぐと
「アンバサダーさん、骨は異常ない様ですね。一寸拝見……これ痛いですか、茲は此方
は」
「先生、それ全て過剰に痛いのです。御願いですから触らないで頂きたい」
「おお、失礼しました。こりゃ随分と重い打撲ですな。大体、打った時に出血しなかったで
しょう。それがいけない」
「そんな無理を云われても困ります。幾ら自分の体であっても其処迄加減できますか。
お小水じゃあるまいし」
「あはは、流石はご商売。旨い事を仰る」
「こりゃどうも……なんて冗談云っている場合ではありません。何とかなりませんか」
「なりませんね。何たって膝のお皿の処まで打撲が達していますから……。暫くは動かさ
ない様に」
 
 全治二週間と宣告された割に処方されたのは痛み止めと湿布のみ。あれから四日経
ったがまだ痛い。今日は無理をしてでも自転車に乗ろうと試みたが、膝を一寸曲げた丈で
断念せざるを得なかった。
 
 明日は後輩の結婚式に主席する為に横浜くんだりまで出掛けなければならない。どうせ
なら怪我人は怪我人らしく杖を点き点き式場に行き、日頃先輩を先輩とも思わぬ不躾な後
輩共に尊敬する先輩の看護を杖で指揮し乍、我が武威を挽回しようと思う。 

▲ by yufuin-brothers | 2008-04-12 01:08 | アンバサダー随感録

12次へ >>>

   


ゆふいん音楽祭の若手スタッフ中心とした熱きblogだっっっ!!!
by yufuin-brothers
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る
< April 2008 >
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

以前の記事

2010年 09月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月

リンク

①偉大なるやくぺん先生の
→やくぺん先生のうわの空
②『アウトリーチ』ならここで学べ!
→児玉真のフィールドノート
③才気縦横、天真爛漫。音楽評論家青澤隆明さんのブログ
→日々の青空
④ゆふいん音楽祭の“今”を伝える
→ゆふいん音楽祭公式HP
⑤日本の弦楽四重奏団のホープ
『カルテット・エクセル
シオ』のブログ
→「エク・プロジェクト」
⑥室内楽の殿堂、第一生命ホールの我等が“TAN”
→「トリトン・アーツ・ネットワークのHP」
⑦月島の若旦那、川熊の親分、アンバサタも投稿中!!
→「TANモニター・イベントリポート」

⑧我らゆふいん兄弟姉妹、親類縁者、みんなののフォト・ギャラリー→『ゆふいんの風』写真館
⑨我等がゆふいん兄弟の大ピアニスト甲斐洋平のブログ
→「甲斐洋平 かいやんの表方 裏方奮闘日記」
⑩兄弟・慎ちゃんが『一膳入魂』で仕上げるお箸の専門店
→「箸屋一膳」ホームページ
⑪ぴっぐすたぁ☆なつみの
→「豚に真珠!?」

カテゴリ

全体
ゆふいん音楽祭特集
風の回覧板
ゆふいん兄弟長男より
巴里の風
鳥越で竹を吹く
かいやんの呟き
ガッコに行こう
笛吹き部日誌
ゆふいん談話室
演奏会ア・ラ・カルト
アウトリーチ探検記
東都探訪
音楽よもやま話
アンバサダーの通俗曲道場
燕燕訓
アンバサダー随感録
未分類

検索

最新のトラックバック

スリランカのゾウの孤児院..
from インドア アンテナ
湯平温泉
from 湯平温泉情報

その他のジャンル

  • 1 ネット・IT技術
  • 2 コレクション
  • 3 時事・ニュース
  • 4 科学
  • 5 語学
  • 6 ボランティア
  • 7 政治・経済
  • 8 イベント・祭り
  • 9 メンタル
  • 10 部活・サークル

ファン

記事ランキング

  • 寿・丸田家・鈴木家結婚披露宴(その弐)  兄弟!  結婚式に限...

  • たかが棒、されど指揮棒 兄弟!只今帰りました。 ...

  • アン、ドゥ、トロワ。。。 お花屋さんで万聖節の菊の...

  • 第2回 歌劇『イーゴリ公』より―韃靼人の踊り―  12世紀から13世紀に...

ブログジャンル

画像一覧

エキサイト
XML | ATOM

Powered by Excite Blog

個人情報保護
情報取得について
免責事項

ファン申請

※ メッセージを入力してください