昨日の朝郊外での仕事の為に家を出たら、街路樹の根元の所にひなげし（フランス語でコクリコ）が一輪風に揺らいでいました（写真左）。サンラザール駅から電車に乗って１5分くらいの野原がもう1面ひなげし（写真右）。いつもよりちょっと早い気がするのは今涼しいというより寒いせいかな？近所の教会の一帯はこの週末古物市が立って賑わっています（写真中央は昨日の朝の準備中）。
古本、中古家具、食器類、電化製品・・・絞った牛乳を入れる容器（左端）なんて、花瓶替わりになったりするのかしら？
栓抜きのコレクション。ハンガーみたいなすごい頑丈なのもありました。
そりゃこんなのがあったらな、っていうのは一杯ありましたよ。でもねー。先立つ物もスペースもないしなー。
教会裏手の広場には樽だとかじゃがいもの袋だとか荷車とか、農具類が積んでありました。別に売っている感じではなく、雰囲気作りでしょうか。右端のストーヴの様な物は何かを煮たり炊いたりするような仕掛けがしてあったけど、使っているとこ見てみたいなー。
いつもの場所が古物市で占領されていたけど、なんのその、パン屋さんの前に移動したシャンソンマニア達は今日も歌声を響かせていました。渋谷のスクランブルみたいな人出のムフタール通りをちょっと登った角のパン屋さんで、バゲット（手で持つとこだけを紙でくるっと包んでくれます）とグジェールというブルゴーニュ地方のパン（といってもパン生地じゃなく、塩味シュー生地の中にグリュイエールチーズを焼き込んである）を買ってきました。バゲットはまだ暖かく、食べ過ぎそう。危ない危ない。グジェールは外側が香ばしく、中はしっとりして、軽くて、うーん、トレボン（とっても美味しい）！