大森潤子さんin蛍火園
2010年 09月 07日
大変ご無沙汰しておりました。松本です。
さる9月4日日曜日の昼下がり。亀の井別荘は蛍火園にて、大森潤子さんの「イザイ ヴァイオリンソナタ全曲演奏」が行われました。
いつもならお盆過ぎたら涼しくなるはずの由布院が、今年は9月になっても毎日暑い!
それにもかかわらず、この日集まって来た地元ジッコ委員の面々曰く『今年はなんだか夏が無かったみたいに感じるね』...........
理由はみんな言わずとも分っていますよね。
寂しい思いをしている全国のゆふいんBrothersに現地のクラシック音楽事情を、折々お届けしたく存じます。
小生のボロ携帯の画像故、お見苦しいかと思いますがご容赦を。ナオコさん、チヨミさん、ミミさん、ケイタさん、タカノブ君、恒さん、マサクニさん、ハヤシさん、ナガノお母さん、そのお友達、亀、玉、夢想のご主人や、番頭さんにその縁者等々、総勢約20人の観客。
潤子さんは、芸大在学中から女性のみのクゥアルテット「アガーテ」を率いて、ゆふいん音楽祭にはクゥアルテットの翌年はソリストとしても出演されました。小林道夫先生との舞台で見せた、初々しい気合いの入った姿が印象的でした。
パリ留学から帰って、由布院にたびたび来て下さっては、ことことやでジッコ委員の為に弾いて下さったり(あの時もイザイを弾いたんだ!)、ホームのお年寄りに出前ボランティアをなさったりと、私たちにとって大切な演奏家です。
途中10分の休憩を挟んで、1時間強、密度の濃い、緊張感のある音の奔流に、まさに息をのむ、聞き手のメンタル面の深いところに浸透してくる音楽でした。
由布院には2泊とのことで、「ゆっくりできませんねー」と申し上げたら、「2泊もできたなんて幸せですー」とのことでした。また是非いらして頂きたいです。
by yufuin-brothers | 2010-09-07 16:54 | 鳥越で竹を吹く