初夏のマレ地区
2008年 06月 15日
ここのところ3週間に渡ってサンラザール駅が週末ストライキ、いつもよりずっと電車数が少なくなっています。昨日もそうで、いつもより30分早い電車があったので乗ってしまって、郊外の仕事先の駅で時間を潰しました。ホームの端にたくさんひなげしが咲いていたので撮ってみたら、なんだか草原で撮ったみたいでしょ。すぐ脇は線路、金網の向こうが道路だったんですけど。
夕方7時頃(今は日が長くて夜10時過ぎまで明るいんです)友人(ダンサーなんだけど絵も描く)のヴェルニサージュ(ヴェルニ=ニスで、絵が完成したら上からニスを塗るところからきた展覧会のオープニングパーティー)に行く為に家を出ました。メトロのポンマリ駅で降りて、シテデザールの前を通って市庁舎裏手のサンジェルヴェ・サンプロテ教会裏手へ。石畳でとても雰囲気のあるところです。何故かゴルフに興じている人達がいた。この教会では17世紀中期から1世紀以上に渡ってクープラン一族がオルガン奏者を務めていたそうです。
右端の写真は多分移民と滞在許可証というフランスの抱える大きな問題の一つをテーマにした作品でしょう。様々な人種が2人ずつペアになって滞在許可証を見せているところを壁一杯貼ってありました。
そうそう、ヴェルニサージュですが、絵は相当エロティックなものばかりだったけれど、彼女の不思議なあどけない魅力が出ていて、おまけに本人も日本から来ていて会えたので嬉しかったです。
by yufuin-brothers | 2008-06-15 19:39 | 巴里の風